映画「じんじん」

終了しました

『じんじん』スローシネマ 上映会

上映会の詳細

北海道

  • 弟子屈町(川上郡)
  • 2014年10月4日(土)10 : 30〜 13 : 30〜 19 : 00〜 
  • ●会場:弟子屈町社会老人福祉センターリンク
  • 川上郡弟子屈町中央2-10-25
  • ●料金: ¥1000 
  • ●お申し込み・お問合せ先:プリズムリンク
    011-252-3838 

スローシネマ・レポート

主催者からのレポート: 映画「じんじん」弟子屈町上映実行委員会

上映のきっかけ

お隣の釧路市で行われた試写会を通じて、親子や地域の絆、故郷を思う気持ちなど、このあたたかな感動を町民や次世代を担う児童生徒に届けることが大切だと実感しました。

実行委員会の立ち上げ

上映実行委員会の立ち上げに際し、社会教育委員さんと教育長が呼びかけ人となって町内すべての小中学校のPTA役員や教員、町文化協会、福祉関係社の皆さんによる試写会を行いました。実行委員会の代表には社会教育委員長、副実行委員長には絵本の読み聞かせグループボランティアグループの代表が選ばれました。事務局長は、教育委員会社会教育課長(当レポート記者)が担うことになりました。

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学校鑑賞会を実施

小学生は社会教育事業で年に1度主催している芸術鑑賞会、また、中・高校生については配給プロデューサーに相談したところ各学校での上映に配慮していただけることになりました。

一般町民の鑑賞券は、それぞれの実行委員が試写会の感動を伝えながら「ひとりでも多くの町民に観てもらいたい」と一丸となって精力的に広めていきました。上映は、多くの方が参加しやすいように午前・午後・夜の部の3回に。子育て世代の参加を促すため、託児サービスも行いました。

町民の6人に1人が鑑賞

映画を観てくださったのは大人607人、小中学校696人を加え、合計1,303人となりました。人口7,889人の16.52%、おおむね6人に1人が鑑賞してくださったことになります。

60代、70代の方々の機動力

映画を観た小・中・高校生にアンケートを実施したところ、すばらしい意見や想いが寄せられました。その一部は公式ブログで紹介しています。

この映画にもあったように、地域づくりは「大人が子供たちに何を残せるか」が大きなテーマです。人口減少による過疎化が進む本町のような農村において、スローシネマ方式による取り組みは、人と人との輪が広がり、これまでとは異なった農村の多様な価値観を見いだすきっかけになったのではないでしょうか。

そしてこの取り組みの中心となったのは60代から70代の方々で、その機動力は驚くばかりでした。これからの農山村においてこの方々の活躍が地域力となるのではないでしょうか。今後もこうした住民の皆さんが自信と誇りを持って暮らせる地域づくり活動を続けていきたいと思います。